「足立区議会公明党は区民の皆様や足立を代表する各種業界団体の皆様と懇談させて頂き、
近藤区長に来年度(平成28年度)の予算に対して要望を行いました。」
全249項目に及ぶ要望のうち、重点要望のみを紹介いたします。
平成28年度予算要望 重点項目
防災・減災対策
〇防災・減災対策の強化を図られたい。
1 木造住宅密集地域での更なる防災施策の強化。(永久水利の整備など)
2 地区防災計画の更なる推進。
〇水害対策において事前防災行動計画(タイムライン)の強化を図られたい。
〇地震発生時に自動的に電気の供給を遮断できる「感震ブレーカー」の設置費用の助成を図られたい。
街づくり・交通安全対策
〇東京女子医科大学東医療センター移転にあたり、第三次救急や周産期医療・がん治療などの診療体制の
確保や、総合診療科の設置を協議し推進されたい。
〇公共施設の有料駐車場については、特に長時間利用者が高額にならないよう利用者に対する割引制度を
導入されたい。(料金上限設定など)
〇はるかぜ含む区内路線バスのバス停に位置情報システムの導入をされたい。
〇日暮里舎人ライナーについて、通勤・通学ラッシュの対策を図られたい。
(編成数と車両数の見直し・途中駅始発の設定・女性専用車両の導入など)
地域経済活性化対策
〇プレミアム商品券の継続実施と販売方法の再考をされたい。
〇社会的にも人材不足が指摘されている職種についてハローワークとも連携し雇用対策を充実されたい。(介護従事者、看護師、トラック運転手など)
福祉と健康づくり対策
〇地域包括ケアシステムについては、医療と介護の連携で充実を図り、ガイドラインに沿ったシステムを
早急に構築し、以下の事項を推進されたい。
①在宅医療・介護の連携体制・仕組みを構築されたい。
②クラウドシステムを活用した在宅医療・介護の多職種間情報連携の推進をされたい。
③認知症についてはチェックリストと認知症専門相談員の活用により、医療と連携した
早期発見・早期治療体制を推進されたい。
④総合支援事業は地域のボランティア等との協働で生活支援等の充実を図られたい。
〇発達障がい児・者支援センターを公有地等を利用し早期に設置されたい。
〇(仮称)女性健康相談センターを創設されたい。
〇40、45、50、55、60、65歳の区民を対象とした「成人眼科健診」を導入されたい。
〇若年層からの骨粗しょう症予防健診(骨密度測定)を実施されたい。
〇成人歯科健診について若年者健診含め、拡大を図られたい。
子育て支援対策
〇待機児童の解消を図られたい。
①認可保育園の増設並び、保育需要に見合った定員の拡充。
②保育士確保の支援。(家賃補助、足立区独自の奨学金制度の創設、保育士就職セミナーの開催等々)
③保育ママについては、新制度で募集の仕方が変更されたことにより、子どもの空きが生じないよう
改善を図られたい。
〇「子育てコンシェルジュ」の配置については子育てサロンのみならず、各地域に配置し保育活動での
的確なアドバイスや子育て全般の相談が受けれるよう工夫した対応をされたい。
〇認可保育園において発達支援児の定員を拡充されたい。
〇子どもの貧困対策として以下の事項に取り組まれたい。
①養育困難世帯の早期発見、早期対応の充実を図られたい。
②食の提供も含めた、子どもの居場所づくりに取り組まれたい。
③ひとり親世帯の生活状況などの実態調査をし、世帯状況に合わせた自立支援プログラムの
作成に努められたい。
教育対策
〇小・中学校の特別教室へのエアコン設置を拡充されたい。
〇専門家・体験者から意見を聞き、カリキュラムを作るなど、小学生から命の大切さを学ぶ
「がん教育」を充実されたい。